岩手県内の豊かな食材の販路を広げようと、13日盛岡市で大規模な商談会が開かれました。
「いわて食の大商談会」は県内の生産者や食品メーカーの販路拡大を目指し開催されているものです。去年までの3年間は新型コロナ対策のため出店者やバイヤーの数を減らしてきましたが、今年は制限が撤廃され、試食も行えるようになりました。
会場には岩手の自然が育んだ肉や野菜のほか、乳製品などの加工品が並びました。
初出展の一関市のカレー店「ゴールドチャイ」はSDGsの取り組みとして、ワインの搾りかすのブドウなど廃棄される副産物と海水で作る塩を出品しました。そばやスイーツにかけるのがおすすめの食べ方だということです。
この商談会では去年、およそ7割の出展者が契約を取りつけていて、担当者は成約を目指して商品の魅力を積極的にアピールしていました。