高校の「女子硬式野球部」は全国でも増加中
福島県内だけでなく、近年は全国的に高校女子硬式野球のチームをつくる動きが進んでいます。毎年春に行われる全国大会では、初年度の2000年の参加チームはわずか8チームでしたが、23年は45チームと5倍以上に増加しています。

また、23年の春の大会で準優勝を果たした岩手県の花巻東高校の女子硬式野球部は、創部当初は13人のスタートでしたが現在は67人と部員が急増しているということなんです。

こうした中、学法石川・女子硬式野球部の五十嵐竜亮監督は「これまで練習試合のために岩手や青森など県外に遠征するしかなかったが、これからは県内でも練習試合ができるようになるので互いに切磋琢磨して女子野球を盛り上げたい」と歓迎する一方で「選手集めで競合することになるのは複雑」と正直な声も聞かせてくれました。

いずれにしても、これから女子野球のすそ野が広がることに期待です。













