岸田総理は、内閣官房長官や自民党の参院議員会長などを歴任した青木幹雄氏が亡くなったことをうけて哀悼の意を示し、「感謝の思いでいっぱい」と語りました。

岸田総理
「青木幹雄先生の訃報に接し、改めて哀悼の誠を表させていただきます。政治家として公平無私な方であり、筋を通される方でありました。日本の政治において偉大な功績を残された方であったと、改めて振り返っています」

総理大臣公邸で記者団の取材に応じた岸田総理は、亡くなった青木氏についてこのように語りました。

岸田総理と青木氏は早稲田大学の同窓生で、岸田総理は2人の思い出について「昨年11月に都内の庭園を2人で歩きながら話をしたのが最後の思い出」「温かく励まされ、激励をいただいた。感謝の思いでいっぱい」と振り返りました。

岸田総理は時折、言葉を詰まらせたり、目を潤ませながら「(青木氏の)政治にかける情熱を今一度しっかりと振り返り、噛みしめながら私も努力を続けなければならない」と決意を語り、哀悼の意を示しました。