宮城県沖地震の発生から12日で45年です。この地震では県内で27人が犠牲となりました。
1978年6月12日午後5時14分に発生した宮城県沖地震。震源は金華山沖でマグニチュードは7.4。仙台市や石巻市などで最大震度5を観測しました。

この地震では倒れたブロック塀や門柱の下敷きになるなどして県内で27人が死亡、1万962人が負傷しました。

住宅はおよそ7500棟が全半壊し鉄筋コンクリートのビルの倒壊も相次ぎました。

この地震がきっかけで3年後の1981年には建築基準法が改正され、耐震基準が強化されました。ブロック塀の高さの上限は2.2メートル以下に引き下げられました。
県はこの地震が起きた6月12日を「みやぎ県民防災の日」と定めています。