■MLB ヤンキース 3ー1 レッドソックス(日本時間11日、ヤンキー・スタジアム)

レッドソックス・吉田正尚(29)は敵地でのヤンキース戦に「2番・レフト」で先発出場。吉田は3打数無安打2四球2三振で打率は.305、2試合連続のノーヒットとなった。

前日9日(日本時間)4試合ぶりのノーヒットに終わった吉田は1回、第1打席、ヤンキース先発は2019年に18勝を挙げたD.ヘルマン(30)と対戦。カウント1-2から外角低めストライクからボールに逃げる140キロのチェンジアップで空振り三振。5試合ぶりの三振を喫した。

3回の第2打席、ヘルマンのテンポの良いピッチングでカウント0-2と2球で追い込まれると3球目136キロのカーブを打たされセンターフライ。2打席とも打者有利なカウントで勝負が出来なかった。5回の第3打席は7試合ぶりの四球で出塁した。

1-2と1点ビハインドの7回、2死走者なしで迎えた第4打席、ヤンキース2人目、W.ペラルタ(31)と対戦。カウント3-2から8球連続ファウルで驚異の粘りを見せた。ペラルタもマウンド上で思わず苦笑いを浮かべた。そして14球目、5分間の熱戦も最後は外角低めにスライダーが外れ2打席連続の四球。チャンスを広げるも得点には結びつかなかった。

9回の第5打席はヤンキースの抑え、C.ホームズ(30)に空振り三振、5月27日(日本時間)以来の1試合2三振となった。吉田は3打数無安打2四球2三振で打率は.305、2試合連続ノーヒットに終わり、チームも敗れ、再び借金1となった。