宮崎県の6月県議会が、9日、開会し、河野知事の政策的経費を盛り込んだ総額およそ280億円の肉付け予算案が提出されました。

9日の本会議では、県側から総額およそ280億円の一般会計補正予算案など28の議案が提出されました。

補正予算案は、河野県政の4期目で初となる知事の政策的経費を盛り込んだ「肉付け予算」で河野知事が提案理由を説明しました。

(宮崎県 河野俊嗣知事)
「今回の補正予算案は、『宮崎再生へ全速力』と『未来創造のスタート』を柱に構築しております。県民の皆様の強い期待にしっかりと応え、県民の皆様とともに本県の希望ある未来を創造していく所存であります」

予算案には主な新規事業として、保育所などで使うおむつの定額利用料を助成している市町村に対し、補助金を支給する事業に3200万円。

また、人手不足が深刻化しているバスやタクシーの運転士を確保するため、二種免許の取得費用を補助する事業に7100万円などが盛り込まれています。

6月県議会は、今月28日まで開かれます。