ウクライナのダム決壊をめぐりトルコのエルドアン大統領は、ウクライナ、ロシアの大統領と電話会談を行い、調査委員会の設置を提案しました。
ウクライナ非常事態庁によりますと、決壊したダムがある南部へルソン州では、ウクライナ側が支配する地域だけで2600以上の住宅が浸水していて、現地では取り残された人々に対し水などの支援物資が供給されています。
ゼレンスキー大統領は砲撃が続く中、救助が続いているものの、ロシア側支配地域では壊滅的な状況だとしています。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「占領者はこのひどい状況にある人々を見捨てている。彼らは救助もなく、水もなく、浸水した地域の家の屋根の上に取り残されている」
また、「国際機関が直ちに救助活動に参加し、人々を救うことが必要」などとして、国際社会に対し一刻も早い支援を訴えました。
こうしたなか、トルコ大統領府によりますと、エルドアン大統領がゼレンスキー大統領、ロシアのプーチン大統領と相次いで電話会談。ダム決壊の原因究明に向け、ウクライナとロシアの専門家や国連・トルコを含む、国際社会による調査委員会の設置を双方に提案しました。「和平実現に向けて必要な努力を続ける決意がある」と訴えたということです。
また、ロシアのプーチン大統領に対しては「疑問の余地が残らない包括的な調査が重要だ」と強調したとしています。
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