ウクライナのダム決壊をめぐりトルコのエルドアン大統領は、ウクライナ、ロシアの大統領と電話会談を行い、調査委員会の設置を提案しました。
ウクライナ非常事態庁によりますと、決壊したダムがある南部へルソン州では、ウクライナ側が支配する地域だけで2600以上の住宅が浸水していて、現地では取り残された人々に対し水などの支援物資が供給されています。
ゼレンスキー大統領は砲撃が続く中、救助が続いているものの、ロシア側支配地域では壊滅的な状況だとしています。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「占領者はこのひどい状況にある人々を見捨てている。彼らは救助もなく、水もなく、浸水した地域の家の屋根の上に取り残されている」
また、「国際機関が直ちに救助活動に参加し、人々を救うことが必要」などとして、国際社会に対し一刻も早い支援を訴えました。
こうしたなか、トルコ大統領府によりますと、エルドアン大統領がゼレンスキー大統領、ロシアのプーチン大統領と相次いで電話会談。ダム決壊の原因究明に向け、ウクライナとロシアの専門家や国連・トルコを含む、国際社会による調査委員会の設置を双方に提案しました。「和平実現に向けて必要な努力を続ける決意がある」と訴えたということです。
また、ロシアのプーチン大統領に対しては「疑問の余地が残らない包括的な調査が重要だ」と強調したとしています。
注目の記事
「睡眠はだいたい2時間」高市総理ハードワークの舞台裏 大量の資料を持ち帰り、昼も執務室にこもりっきり…アクセル全開で“向かう先”は?

「お金ばっかり貰いやがって」ハンター出動”拒否”問題の顛末「誰にものを言ってるのよ?」トラブル発端の副議長が直接謝罪 約1か月半にわたる騒動

聞こえない世界【東京デフリンピック】バドミントン日本代表の沼倉夫妻が“3人”で目指す頂点で伝えたいこと「コミュニケーションについて考えてほしい」

3年前に行方不明に 当時中学3年生だった梶谷恭暉さん「大好物の唐揚げを作って待っていた」我が子の帰りを待ち続ける母親は【岡山】

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「太陽フレア」連続発生 そもそも太陽フレアって?「地磁気嵐」「 高エネルギー粒子現象」は終息









