カナダのトルドー首相がG7広島サミットで各国の首脳らとともに原爆資料館を訪問したのとは別に、再び原爆資料館を訪れていたことがわかりました。

松野博一 官房長官
「トルドー・カナダ首相は広島滞在中に平和記念公園を再訪され、平和記念資料館の視察等を行ったと承知しています」

政府関係者によりますと、トルドー首相はG7首脳がそろって訪れた2日後の5月21日に、単独で原爆資料館を訪問したということです。

松野官房長官は午前の会見で、非公式な訪問だったことを理由に、2回目の訪問の詳細を明らかにしませんでしたが、「限られた滞在時間の中で被爆の実相への理解を深めて頂く観点からも有意義だった」として、「政府としても感謝申し上げたい」と述べました。