新潟県長岡市の図書館の地下で作業をしていた男性2人が死亡した事故で、2人の死亡原因は低酸素血症だったことが分かりました。
この事故は、5日の夕方に長岡市立中央図書館の地下で男性作業員2人が意識不明の状態で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されたものです。
警察の調べで、2人の死亡原因は低酸素血症だったことが分かりました。
現場では、トイレの配管の詰まりを解消するための作業が行われていましたが、地下での作業は当初の予定にはなく、2人が地下に入った理由はわかっていないということです。
また事故当時、2人は酸素測定器を持っておらず、現場に用意もされていなかったということです。
警察や労働基準監督署では、「業務上過失致死」や「労働安全衛生法違反」の疑いを視野に捜査しています。