国連・安全保障理事会の非常任理事国を務める5か国を選ぶ選挙で、韓国が選出されました。一方、ロシアの同盟国・ベラルーシはスロベニアに敗れました。

国連総会では6日、来年1月から2年間、国連・安保理の非常任理事国を務める5か国を決める選挙が行われました。

安保理は拒否権を持つ常任理事国の5か国と、地域別に割り当てられた10か国の非常任理事国で構成され、非常任理事国のうち5か国が毎年入れ替わります。

今回の選挙では、アジア太平洋枠で韓国が選出されました。韓国にとっては、3度目の非常任理事国入りで、来年からは日本やアメリカとともに安保理に出席することになり、北朝鮮のミサイル開発や人権問題などで主導していくことが期待されています。

また、東ヨーロッパの枠では、ウクライナへの軍事侵攻でロシアの支援を続けるベラルーシがスロベニアと争いましたが、153対38と大差でスロベニアが選ばれました。