県出身者の学生寮や県職員の宿舎として使われてきた宮崎県東京ビルが老朽化に伴い建て替えられます。
来月から解体工事が始まるのを前に、3日、建物のお別れ会が開かれました。
東京千代田区にある県東京ビル。
3日、お別れ会が開かれ、前身の施設や現在の建物に入寮していた県出身者たちが集まり、学生時代の思い出を振り返っていました。
県東京ビルは、「モダニズム建築の巨匠」と呼ばれた坂倉準三の事務所が設計し、1972年に完成。
10階建てと8階建ての2つのビルがあり、県職員の宿舎や男子専用の学生寮などとして使われてきましたが、老朽化に伴い建て替えられることになりました。
(東京ビルの学生寮に入寮していた佐藤良夫さん)
「こんな狭かったのかなと、僕らが居た頃は、こういうベッドではなくて、下に低いベッドがあって、その上に畳が敷いてありました」
宮崎市出身の佐藤良夫さん(60歳)。
宮崎西高校から明治大学に進学し、1983年から1年間、東京ビルの学生寮で過ごしました。
(東京ビルの学生寮に入寮していた佐藤良夫さん)
「(近くに)女子の学生会館があって、そこの方々と知り合いになって、合コン的なことをやったりとか、食堂に食後みんなで集まって談話するというのが楽しみだった」
佐藤さんは、東京ビルに集まったふるさとも世代も同じ仲間たちとふれあうことで大学生活への不安が和らいだと振り返ります。
(東京ビルの学生寮に入寮していた佐藤良夫さん)
「ここに宮崎県出身の仲間がたくさん居たので、すごくその点では心強かった、ここはたまに来ると懐かしい場所、ここは東京での故郷というですかね・・」
多くの県出身者を支えてきた東京ビル。
解体工事は来月から始まり、新しい建物は、2026年秋に完成する予定となっています。
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