沖縄戦戦没者の名前が刻まれた糸満市摩文仁の「平和の礎」に今年は365人の名前が新たに刻銘されます。

県によりますと今年は県出身者24人、県外出身者341人の合わせて365人の名前が新たに平和の礎に刻まれる予定で、このうち広島県出身者が296人と最も多くなっています。
広島県によりますと、長年に渡り沖縄戦に関するフィールドワークを続け、去年亡くなった広島経済大学の岡本貞雄(おかもとさだお)名誉教授が広島県庁に提出した名簿をもとに申請していて、270人あまりが戦艦「大和」の乗組員だということです。
県は今月23日の「慰霊の日」までに新たな刻銘板を設置する予定で、刻銘された人の数は24万2046人となります。