静岡県内では6月2日、線状降水帯の発生が相次ぐなど災害級の豪雨に見舞われました。各地で土砂崩れが発生していて浜松市では1人が行方不明となっています。現場には山本記者がいます。
<山本太朗記者>
浜松市北区引佐町渋川です。あちらに見えるのが土砂崩れがあった現場です。
<井手春希キャスター>
「浜松市引佐町上空です。大量の土砂が家屋を襲っています。大きな木が住宅を突き刺すように入り込んでいます」
<山本太朗記者>
消防によりますと、3日午前7時半ごろ「土砂崩れがあった場所に住む30代の男性と連絡が取れない」と近隣の住民から通報がありました。2日午後9時半ごろ、現場周辺は停電となっていて、その時に土砂崩れが発生し、30代男性は家ごと土砂に巻き込まれたとみられています。
<行方不明の男性を知る人>
「ちょっと悲しいな。早く出てきてほしいもんだからね。早く出てくるの待っている、ここで」
<山本太朗記者>
警察と消防がおよそ60人態勢で捜索にあたっていますが、二次災害の恐れがあり、現場では少人数で重機などを使いながらの対応が続いています。捜索は男性がいたとみられる場所を中心に行っていますが、これまでに返事はなく手がかりも見つかっていません。
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