元タレントの上岡龍太郎さんが、先月19日に大阪府内の病院で肺がんと間質性肺炎のために亡くなったと、窓口をつとめる所属事務所が伝えました。81歳でした。



本人の強い意向のため、ごく限られた身内での密葬を既に済ませており「お別れの会」などについても固辞していると伝えられています。

上岡さんの長男で映画監督の小林聖太郎さんは訃報に際して「積極約治療の術がなく本人も延命を求めていない、と知らされた時に少しは覚悟しておりましたが、あれよあれよという急展開で母も私もまだ気持が追いついていない状態です」と、心中を明かす言葉を寄せています。

◆小林聖太郎さんのコメント

お世話になった方々にも突然のお知らせとなってしまったことを深くお詫びいたします。

昨年秋頃、積極約治療の術がなく本人も延命を求めていない、と知らされた時に少しは覚悟しておりましたが、あれよあれよという急展開で母も私もまだ気持が追いついていない状態です。

とにかく矛盾の塊のような人でした。父と子なんてそんなものかもしれませんが、本心を窺い知ることは死ぬまでついに叶わなかったような気もします。

弱みを見せず格好つけて口先三寸・・・。運と縁に恵まれて勝ち逃げできた幸せな人生だったと思います。

緑を授けてくださった皆様方に深く感謝いたします。

【担当:芸能情報ステーション】