6月1日(木)から阿蘇市で新しい形のふるさと納税がスタートしました。申し込み手続きと返礼品の受け取りがその場で出来ます。
熊本県内の自治体で初めての取り組みとして、阿蘇市で始まったのが店舗型ふるさと納税「ふるさとズ」という制度。

これまでふるさと納税は、インターネットなどを使って申し込みをし、後日、返礼品が届くのが主流でしたが、この「ふるさとズ」は訪れた店舗や施設で直接寄附を行い、その場で返礼品を受け取ることができます。

記者「店舗でQRコードを読み取るだけで、このように簡単に寄付をすることができます」

こちらの道の駅ではトマトや白菜、今が旬のスイートコーンなど、地元食材の詰め合わせのほか、商品券も貰うことができます。

来店客「パソコンとかそういうのがわからないから」
記者「その場でできるのは?」
来店客「だったら(寄付を)考えますね」

さらにこんな返礼品も。
ゴルフ場で寄附をすると、プレー券をその場で受け取れます。

他にも、温泉の入浴券やグランピング施設の宿泊券まで。

ゴルファー「気軽にやれるのはうれしいですね」

記者「(ふるさと納税を)やらない理由は?」
ゴルファー「面倒くさいから。簡単だったらやろうかという気も」

コスギリゾート 渡邊良次 マネージャー「他の県で非常に効果があったというような話を聞きまして、地方財政のお手伝いになればと」

阿蘇市の担当者はここでしか味わえない経験・体験を通して、町をもっと好きになってもらいたいと意気込みます。
阿蘇市まちづくり課 井竿雄一朗 主事「実際に手に取って選んでいただいて、少しでも阿蘇に興味を持っていただけたら」















