親などが特定の宗教の信者であるいわゆる“宗教2世”は、孤独感が強く、抑うつ状態の人の割合が高い傾向にあることが、民間団体の調査で分かりました。
「社会調査支援機構チキラボ」は、去年11月と今年4月の2回、インターネットのアンケートサイトを通じて、10代から70代の男女あわせて2000人に、“宗教2世”に関する意識調査を行いました。
このうち、自分が「宗教2世である」と答えたのは全体の1%にあたる21人で、それ以外の人との健康状態などを比較しました。
その結果、「中度」以上の抑うつ状態の人の割合は▼全体で17.3%だったのに対して、▼宗教2世では33.3%でした。
また、孤独感の強さについて点数をつけて調べたところ、9点満点中、▼全体だと4.73点だったのに対し、▼宗教2世は5.57点でした。
ほかにも、最終学歴が「大学または大学院」だった人は▼全体で45.0%で、▼宗教2世では19.0%でした。
調査を行った団体は、「宗教2世の当事者は色々な課題を抱えているため、支援も充実させる必要がある」としています。
注目の記事
11歳息子を殺された父「加害者との糸を絶やさない」関係を断てば「望む謝罪・賠償すら得られない」受刑者から途絶えた手紙…面会で知った真相に怒り「裏切られた」

中国のカキ養殖ブイ「環境に優しい」はずが大量の漂着ごみに… 扱いを誤ると破裂のおそれ、まるで “風船爆弾” 安全な処理方法とは

16歳で意に沿わぬ結婚…フィリピンに残された残留2世の現実 いまだ無国籍状態も…背景に“戦後の激しい反日感情” 終わらない戦後を追う

「森と自分、お互いが共に豊かになれるように」 森の香りをアロマに 1kgの枝から精油 わずか4ml 枝の採取、蒸留も自ら 山梨で手作りのアロマブランド

「暴力と胸や尻を触るセクハラが日常に」北海道京極町の農業法人で虐待か…避難したミャンマー人女性4人が明かす凄惨な実態 町議務める“父親”ら取材に応じず《連載1》

「もうダメかなと…」熊本地震で1階が全壊した実家 「助けてくれ」絶望のなか聞こえた父の声…地域住民がチェーンソーを手に繰り広げた“2時間の救出劇”









