いわゆる「袴田事件」で死刑判決を受けていた袴田巖さんのやり直し裁判にむけて、静岡地方裁判所は検察と弁護団に対してそれぞれの冒頭陳述の案を7月10日までに提出するよう求めました。
袴田巖さん(87)は、1966年、旧清水市で一家4人が殺害された事件で死刑が確定しましたが、2023年3月、再審=裁判のやり直しが決まりました。
やり直し裁判に向けて5月29日、裁判所、弁護団、検察による2度目の3者協議が開かれ、静岡地裁は検察と弁護団に対してそれぞれが裁判で主張する内容=冒頭陳述の案を7月10日までに提出するよう求めました。
<袴田事件弁護団 小川秀世弁護士>
「(裁判所からの要請に)弁護団の方は、そういう方向で提出をしますと約束したが、検察官の方はそうした要請はあったことは、分かりましたと。約束はしなかった」
裁判所からの冒頭陳述の提出案について弁護団は受け入れる方針を示す一方で、検察は回答を保留したということです。
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