青森県営浅虫水族館で2年ぶりに誕生したゴマフアザラシの赤ちゃん。今は泳ぎの練習が日課だそうです。こうした愛らしい動物の赤ちゃんが各地ですくすくと育っています。

日光浴をするのは、浅虫水族館で5月9日に生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんです。うまく授乳できず、飼育員が人工哺育で育てています。そのかいあって体重は現在14.6キロ。生まれた時の倍まで増えました。水族館での一般公開はまだですが、その日に向けて泳ぎの練習に精を出してます。

※浅虫水族館 三浦辰馬 飼育員
「おそらく7月ごろに出てくるころには立派なゴマ模様になっていると思うので、お客さんに見てもらえるとうれしい」

名前が決まっていないため、水族館では公募を検討しているということです。

そして、こちらは5月21日に弘前市の津軽藩ねぷた村の「揚亀園(ようきえん)」で生まれたカルガモのヒナ10羽です。ふわふわの産毛のヒナたちは母鳥にぴったりとくっつきながら泳ぎ、時には池の縁をよじ登ったり餌をついばんだりしています。

※津軽藩ねぷた村 坂本羊子さん
「カモの親子のほかにも、新たに卵を産みそうな、つがいが来てまして、すごくにぎやかで騒がしい感じが元気があって良い」

ヒナたちはこれから、水の潜り方などを練習して約2か月後に巣立っていくということです。