政府などによりますと、北朝鮮は今月31日から来月11日にかけて、「衛星ロケット」を発射すると表明しました。これを受けて沖縄県は29日午前、危機管理対策本部を設置しました。
政府は、北朝鮮が今月31日の午前0時から来月11日の午前0時の間に黄海、東シナ海及びルソン島の東方面に向けて「衛星ロケット」を発射すると表明したことを明らかにしました。

また、「“人工衛星”と称する弾道ミサイルの発射表明だ」として警戒を呼びかけています。
これを受け、第十一管区海上保安本部では船舶への注意喚起や巡視船などによる安全確認を実施するということです。
玉城沖縄県知事「8時45分に危機管理対策本部を設置しています。引き続き、国と連携して情報収集に努めるとともに過去の事案等も踏まえ適切に対応していきたいと思います。」
県は、ロケットが沖縄上空を通過する可能性があるとして29日午前に危機管理対策本部を設置しており、午後にも会議を開いて対応を検討する方針です。