宮崎県の天然記念物、アカウミガメの産卵地を守ろうと、延岡市の海岸で、清掃活動が行われました。

これは、27日から始まった「春の海ごみゼロウィーク」に合わせ、延岡市のボーイスカウトが行ったもので、団員やその家族、約50人が参加しました。

会場となった方財海岸はアカウミガメの産卵地となっていて、参加者たちは、プラスチックやペットボトルなど、産卵の妨げとなるごみを次々に拾い集めていました。

(参加者)「ごみが多かったので、ごみは自分たちで処理しないといけないと思った」

(ボーイスカウト延岡第4団・佐々木也弥さん)「産卵のために上陸はしたけれども産卵せずに海に戻ることも数多く報告されているようなので、できるだけウミガメが安心して卵を産めるきれいな砂浜を今後残していきたい」

延岡市の海岸では、去年、アカウミガメが26回上陸し、15回の産卵が確認されています。