香川県の公立高校などに全国から生徒を受け入れる「せとうち留学」を推進するため、報告会が開かれました。

報告会には、公立高校や自治体の関係者ら約50人が参加しました。香川県外の生徒を受け入れることで、高校の特色づくりや地域の活性化を図ろうという「せとうち留学」は、2021年度にはじまり、これまでに19の都道府県から108人を受け入れています。

会では生徒の生活環境の整備などの課題や、地元の人との交流が生まれるといったメリットについても報告されました。

(香川県教育委員会 高校教育課 橘正隆課長補佐)
「地域ならではの新しい取り組みであるとか、高校と地域の連携が進むことで地域の活性化が一層進むのではないかなと」

香川県は「せとうち留学」を推進することで他の地域との交流促進にもつなげたいとしています。