梅雨や台風のシーズンを前に、豪雨で市街地に水が溢れたことを想定した川などへの排水訓練が香川県高松市で行われました。

訓練は、四国地方整備局が、毎年梅雨入り前の今の時期に行っているものです。

地方整備局の職員と実際に作業を行う建設会社の社員約60人が参加。ポンプ車から、ポンプとホースを取り出し、排水するまでの一連の作業手順を確認しました。

昨年度(2022年度)、四国では台風による大雨で排水ポンプ車の出動が17件あったということです。

(四国地方整備局四国技術事務所 徳弘健一副所長)「機械の操作の習熟度を上げ本番で迅速確実な操作をすることによって、浸水による被害を少しでも軽減できればと」

四国地方整備局では今後、現場の状況を伝える衛星通信車を使った訓練なども行い、梅雨入りに備えることにしています。