今年3月、宮崎市内の保育施設でうつぶせで寝ていた0歳児が死亡した事案で、施設側が職員を常時2人体制にするなどの改善状況報告書の内容が、市への情報公開請求で明らかになりました。

今年3月、宮崎市の保育施設でうつぶせ状態で寝ていた0歳児が死亡したことを受け、市はこの施設に対して改善勧告を行い、その後、施設側から改善状況報告書が提出されていました。

報告書では、市から「保育の従事者が1人の時間帯があった」との指摘に対し、常時2人体制をとるため、運営時間を午前8時から午後8時までに短縮するとしています。

このほか、0歳児の預かりをしないようにすることや、あおむけ寝の徹底を全職員で確認したことなどが盛り込まれています。

この施設は現在も自主休園中で、宮崎市は市内の施設向けに睡眠時の注意点などをまとめた動画の作成を検討しています。