今回のサミットを追い風に、岸田総理が解散・総選挙に踏み切るのではないかとの憶測が飛び交っています。しかし、足元では連立政権が揺らぎかねない火種も。
ある政府関係者が「満点以上」の出来と評した今回のG7サミット。自民党では、この勢いで総理は衆議院の解散・総選挙に踏み切るべきとの声が強まっています。
自民党関係者
「ゼレンスキー大統領と岸田総理のツーショットが良すぎた。素晴らしいサミットになってしまった。解散だな、解散」
自民党幹部
「こればっかりは総理に聞いてみないと分からない。明日解散があるかもしれないし」
一部の議員は、選挙に備えるよう地元に指示を出したといいます。ただ、足元では解散・総選挙への道を阻む、ある異変が起きています。
先週、自民党の幹部たちは連日、総理官邸で岸田総理との協議に臨んでいました。きっかけとなったのは、連立相手の公明党の一方的な通告です。
公明党幹部
「東京28区は公明が候補者を擁立する。自民が認めなければ、東京の他の選挙区で自民候補を推薦しない」
次の衆院選での選挙区の区割り変更に伴い、新たに設置される東京28区。ここに公明党は、候補者を擁立すると通告してきたのです。
公明党の支持母体・創価学会の票がなければ当選がおぼつかない議員もいて、自民党は対応に苦慮しています。
自民・閣僚経験者
「選挙のたびに駆け引きをしてくる公明党は本当に不誠実で、自民党をなめているよ」
“連立解消”まで囁かれるなか、きょう東京都選出の議員らは緊急会合を開きました。
自民・東京都連 高島直樹幹事長
「(Q.一言だけ)僕はもう全部…私じゃないから。会長だから。(Q.会議の中身を少しだけ)いや、話す必要なし」
出席者によると、「公明党から候補者を出すのは認められない」との“主戦論”が聞かれた一方、「慎重に調整して欲しい」との要望も出て、対応は都連の会長である萩生田政調会長に任されました。
自民党幹部は、他の選挙区を公明党に譲る“代替案”も考えているとJNNの取材に明らかにしていて、近く、党としての結論を公明党に伝える方針です。
公明党との調整にメドがつけば、解散・総選挙に向けた環境は整いますが…
岸田総理
「先送りできない課題について、結果を出すことに集中しなければならないと思っています。よって、今は解散については考えておりません」
果たして、総理の胸のうちは。
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