G7広島サミットでは、「核兵器のない世界」の実現に向けて取り組むことで一致しましたが、その実現に向けた道筋は見えたのか、現地から中継です。
岸田総理は核廃絶をめぐって「理想には手が届く」と訴えましたが、その具体的な道筋については見えていないのが現状です。
今回のサミットでは、核保有国のアメリカなどG7首脳らが原爆資料館を訪れ、被爆の実相に触れました。
その後の会見で、アメリカのバイデン大統領は「核戦争の悲惨な現実を強く思い知らされた」と話すなど、「核軍縮」に向けた機運を高めるきっかけになったとは言えそうです。
ただ、この間行われた日米の首脳会談でも“核の抑止力が不可欠”との認識を確認するなど、理想と現実にはギャップもあります。
また、「核兵器のない世界」の実現には、核保有国である中国やロシアの協力が必要ですが、サミットでも厳しいロシア制裁の継続を確認するなど、G7と中国・ロシアの対立はますます深まるばかりです。
被爆者のサーロー節子さんは、G7がロシアや中国を非難するばかりで、自分たちの側は核廃絶に向けた新たな策を示さないことを厳しい言葉で批判しました。
G7首脳の原爆資料館訪問やゼレンスキー大統領の来日といった成果をあげ、勢いに乗る岸田総理は、衆議院の解散・総選挙に打って出るのではないかという観測もあがっていますが、今回のサミットで訴えたことをいかに実現していくのか世界が注目しています。
注目の記事
高市自民の圧勝の陰で…衆議院選挙「歓喜と悲嘆」政治家たちの意外な“本音”と惨敗・中道の皮肉 “消費税ゼロ”の向かう先とは【edge23】

中学2年生の娘を事故で亡くし...「車のフレームにぶつけた、たった1か所の傷。それが致命傷でした」母親が語る「命の尊さ」【前編】

【札幌タイヤ脱落事故】父親が語る加害者への憤り 52歳男は執行猶予中に無免許運転で逮捕 裏切られた裁判所の温情と、終わらない家族の苦しみ 当時4歳の娘は意識不明のまま

住宅街脅かす“不明管”…40年放置の責任はどこに? 「富山県は間に何もはいっていない」消えた公社が残した“負の遺産”に市も県も把握せず

東北730% 北海道420% 花粉が去年より大量? 飛散ピークに現れる“おぞましい虹”の正体

血液不足の危機 若者の「献血離れ」はなぜ起きたのか?30年で激減した『最初の一歩』と消えゆく学校献血









