アメリカのバイデン大統領はG7広島サミットを終えて会見を開き、原爆資料館への訪問で「核戦争の悲惨な現実を強く思い知らされた」と話しました。

アメリカ バイデン大統領
「この街に来て原爆資料館を訪れ、核戦争の悲惨な現実を強く思い知らされました」

バイデン大統領はきのう会見でこのように語り、「核兵器の脅威のない世界を目指し、努力を続ける責務について、G7首脳たちと改めて確認した」と述べました。

また、G7サミットの主要な議題の1つとなった中国との関係について、気球の撃墜以降続いている緊張状態が「非常に近いうちに緩和し始めるだろう」と述べ、対話再開への期待を示しました。