サミットは、きょうから韓国やインドなど8か国の招待国も参加した拡大会合が始まり、G7としては存在感を高める「グローバルサウス」との連携も図りたい考えです。
岸田総理
「世界が直面する複合的危機への連帯した対応について議論したい」
2日目を迎えたG7広島サミットは午後、韓国の他、インドやブラジルなど8か国の招待国の首脳も加わり、「食料」や「保健」など国際社会が直面する諸課題への対応などについて議論を始めました。
インドやブラジルなど「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国が政治的・経済的に存在感を高める中、G7としては、グローバルサウスが抱える「食糧危機」や「エネルギー問題」などの解決に共に取り組むことで、連携を図りたい考えです。岸田総理はこれに先立つG7首脳との会合で、グローバルサウスとの関与を強化していく上では「“人”を中心に据えたアプローチを通じて、人間の尊厳や人間の安全保障を大切にすることが重要だ」と訴えています。
また、G7首脳はきょう初めてサミットで経済安全保障について議論し、G7の枠組みを通じて包括的な形で協働し、連携していくことを確認しています。
その後、出された首脳声明では輸出制限などにより相手国に圧力をかける中国などを念頭に「経済的威圧に対抗していく」と明記。新たな枠組みを創設し、経済的威圧の抑止などのため連携を強化していくとしています。
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