ウクライナ情勢について議論するためヨーロッパを歴訪中の中国の李輝特別代表は、19日、ポーランドのゲルウェル外務次官と会談し、「停戦に向けて合意形成をしていきたい」と意欲を示しました。
中国外務省の発表によりますと、李輝ユーラシア特別代表は19日、ポーランドの首都ワルシャワで、ゲルウェル外務次官と会談しました。この中で李代表は、「ポーランドはウクライナの隣国であり、その役割を重視している」としたうえで「ウクライナ危機を拡大、長期化することは各国の利益にならない」と述べました。そのうえで「中国としては一刻も早く戦闘を終結させ、和平交渉を始めることを希望する」と述べたということです。
また、中国が今年2月に発表した早期停戦を呼びかける文書や、中国の立場について説明したうえで「対話と交流を強化し、停戦に向けて徐々に合意形成していきたい」と停戦交渉役を担うことに意欲を示したということです。これに対し、ゲルウェル外務次官は「中国がウクライナ問題で引き続き積極的な影響力を行使し、和平の早期達成を促すことを期待する」と応じたとしています。
これに先立ち、李代表はウクライナを訪問しゼレンスキー大統領やクレバ外相とも会談。この後、EU代表部も訪問する予定で積極的に停戦外交にのぞむ姿勢をアピールしています。
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