四国電力が国に申請していた”規制料金”の値上げ案が認可され、6月から平均で28.74%値上げとなることが決まりました。

四国電力によりますと平均的な家庭では、現在電気料金として7,382円を支払っていますが、6月分からは9,537円と2,100円余り増額となります。

国の軽減措置などで実際の支払額は7,345円となる見通しですが、軽減措置の財源は税金で、私たちにかかる負担が無くなるわけではありません。燃料費高騰のしわ寄せを利用者が被る格好ですが、今後の燃料価格次第で値下げもあるとしています。

(四国電力 長井啓介社長・会見)「燃料費が下がれば、燃料費調整制度で自動的に下がっていく形になります。燃料価格が下がった分についてはお客様にしっかりと還元できていく」

四国電力は大幅な値上げを利用者に理解してもらえるよう努めるとしています。