小豆島の「生産者のプライド」がポテトチップになりました。菓子メーカーの湖池屋が、香川県の小豆島ブランドを全国に発信するため、期間限定のポテトチップを今年も販売します。

(古川豪太記者)「こちらのポテトチップ、味は…塩味なんですが、食べると口の中にオリーブの香りが広がります。実は小豆島産のオリーブオイルが使われているんです」

湖池屋が毎年期間限定で販売する、その名もフライドポテトならぬ「プライドポテトJAPANオリーブソルト小豆島」です。最近はアートでも注目される小豆島ですが、実は日本のオリーブ栽培発祥の地。地元生産者が誇るオリーブオイルを全国に発信しようという試みです。

(東洋オリーブ 南安子社長)「日本の風土で育ったオリーブオイルは、日本人の味覚にもあいますし、本当にこれで小豆島産のオリーブオイルの良さがたくさんの人に知っていただけるのではないかと思って」

今年はさらにオリーブの香りが強くなるようこだわり、1袋150円ほどで100万袋の販売を目指しています。湖池屋は売り上げの一部をオリーブ振興のために寄付するとともに、小豆島ブランドを全国に広めていきたいと考えています。

(湖池屋 佐藤章社長)「たくさんいいものがあるんだと。そのことを技術も含めてまず日本中のみんなに知らせることができれば、それが海外に発信できるきっかけになる。素材も気候も含めて紹介していきたい」

生産者の誇りと思いが詰まった「プライドポテトJAPANオリーブソルト小豆島」は、今月(5月)22日から8月末ごろまで全国で販売されます。