入管施設で亡くなったスリランカ人女性をめぐる一連の発言で遺族らから抗議を受けていた梅村みずほ参院議員について、日本維新の会は、参議院法務委員会の委員を更迭すると発表しました。
日本維新の会 藤田文武幹事長
「自分の思い込みや想像の範囲で、かなり感情的な質疑を取り上げるということについては、やっぱり極めて不適切である。党の執行部としては、まずお詫びをしたいと思います」
梅村議員は、入管施設で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんについて、「ハンガーストライキによって亡くなったかもしれない」などと繰り返し主張し、遺族や支援者が発言の撤回と謝罪を求めていました。
日本維新の会はきのう、「発言は不適切だった」として、梅村議員を法務委員会の委員から更迭すると発表し、遺族や支援者に謝罪しました。
梅村議員本人はきのうも取材に対し、「信念に基づいて発言している」とし、発言の撤回や謝罪に応じない考えを示しました。
いま話題の記事
注目の記事
「愛しているからするんだよ」次第に“洗脳”されていき…10年続いた塾講師からの性被害 「最初のところで止められたら」女性が抱える苦悩 専門家は「『自分が悪い』と思わないで」


「クマ・カンガルー・ダチョウ…」“肉のどうぶつえん”と呼ばれる名物精肉店 経営する75歳夫婦が珍肉にこだわる「生き残り」をかけた切実な事情

「いつ私が狙われるのか」次々と移る”いじめ”のターゲット、緊張状態の子どもたち いじめ対策に欠ける「予防」

日本にいるすべての人に知ってほしい「地震の揺れを感じなくても津波は来る」

「色々なことに疲れ、交際を断られ…」殺人や放火などに問われた“当時19歳”被告 沈黙から一転、裁判で語ったこと 11日に求刑

「拳銃自殺したかった」警察官を襲った大学生と記者が交わした手紙14通 いじめ、ASD…「何故苦しんできた自分が、罰を受けなくてはならないのか」
