南海トラフ地震などを想定して、「四国化成」が災害時に工場の施設で帰宅困難者や周辺住民の一時的な避難を受け入れる協定を丸亀市と結びました。

四国化成工業丸亀工場で行われた協定の締結式では、丸亀市の松永市長と四国化成の濵崎社長が協定書にサインしました。

協定は、災害発生時に丸亀工場の社員向け厚生施設の2階で、帰宅困難者や周辺住民を一時的に受け入れるというものです。鉄骨2階建てで50人の受け入れが可能です。給湯設備や畳敷きの部屋もあります。

(松永恭二丸亀市長)「住民、またここで働いている人たちに安心感を持ってもらえるような避難所になるというふうに考えております」

丸亀市と「四国化成」では、今後防災訓練を行いながら避難施設としての活用を進めていくことにしています。