ロシアによる攻撃でインフラや住宅が甚大な被害を受けているウクライナから政府担当者らが日本を訪問、国土復興のための技術を視察しました。
記者
「来日しているウクライナからの視察団、体験しているのは重機の遠隔操作です」
16日、千葉県にある国土交通省の施設を訪れたのは、ウクライナの地方国土インフラ発展省の調整官や地方の担当者など10人です。
遠隔操作を可能にしているのは、日本で開発された「ロボQS」という、油圧ショベルに簡単に装着できる装置で、これにより危険な場所での作業を安全に行うことができ、ウクライナでの活用も期待されています。
ウクライナ地方・国土・インフラ発展省 協力パートナー調整官
「がれきの中には爆発物もあります。そのため、がれきを撤去するスタッフの安全を保証することはとても重要です」
視察団の代表は“ウクライナでは、がれきの処理が大きな課題となっていて、今回紹介された技術はとても重要だ”と話しています。
視察団は25日まで、神戸、広島を含む各地の関連施設などを訪れる予定です。
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