四国電力は、家庭向けの電気料金で国が変更を認可する「規制料金」について、来月から平均28.74%の値上げを国に申請したと発表しました。

(四国電力 谷康弘広報部長)「6月1日から平均28.74%の規制料金値上げを実施させていただく旨の補正申請を行いました」

四国電力は4月から平均28.08%の「規制料金」の値上げを国に申請していましたが、燃料費の再計算などを求められていました。国の査定を受けて値上げ率を24.10%に引き下げたものの、送配電にかかる料金が値上げとなったため、28.74%と当初より0.66%高い形での申請となりました。

多くの家庭が利用するプランでは、1か月あたり、現行の7382円から9537円への値上げとなります。四国電力では、「厳しい経済情勢の中、多大な負担となり心苦しいが理解をお願いしたい」としています。