【土曜日】

劇的な延長戦勝利から一夜明けた土曜日。カープは、1回から巨人先発グリフィンを攻めます。先頭・菊池涼介 がセンター前へはじき返すと、野間峻祥 も続いてノーアウト1塁2塁。しかし、このチャンスは生かせず、無得点に終わります。

カープの先発は、復帰2試合目の 森下峻祥 。2回に1点を失い、続く3回。坂本にカーブをとらえられ、ソロホームランを浴びます。

反撃したいカープは6回、1アウト3塁とチャンスを作り、この日、2三振の 秋山翔吾 。ここはさすがの技術を見せて、ライトへタイムリーヒット。1点差に詰め寄ります。

試合は、2対1と1点ビハインドのまま9回。先頭でフォアボールを選んだ野間に代わって代走・羽月隆太郎 。その羽月が、初球から走って盗塁成功。

続く3番・秋山が、送りバントを決めて、ランナーを3塁に進めます。ここで連日の “千両役者” 代打の切り札・松山竜平 。セカンドゴロの間にランナー生還。ノーヒットで1点。2日連続、土壇場で追いつきます。

そして、延長12回、カープはノーアウト満塁の大チャンス。代打は、磯村嘉孝 。なんとデッドボールで勝ち越し。なおも満塁で代打・堂林翔太 。タイムリーで4対2。

2点リードの12回裏のマウンドには、松本竜也 が上がります。しかし、この日の松本は大乱調。ヒットとフォアボールでノーアウト満塁とされると、大城のこの当たり。ライトへの大飛球を 大盛穂 がファインプレーでキャッチしますが、タッチアップで1点。

その後、同点とされ、最後はブリンソンに左中間を抜かれて、サヨナラ。カープは、ベンチ入り野手17人全員を起用する大激闘でしたが、痛い1敗となりました。