目指すのは、あらゆる人が食べられる「讃岐うどん」です。香川県高松市牟礼町に新たな店がオープンすることになり、そのプロジェクトの概要が発表されました。

(古川豪太記者)「こちら、さぬきうどんの出汁なのですが…おいしいのですが、イリコではなくトマトの味がします。

じつは動物性のものを使わず、野菜やキノコなどを使ったプラントベースの出汁です」

あらゆる人が食べられる“NO BORDER UDON(ノーボーダーうどん)”を目指し建設中の「by・age・18(バイ・エージ・エイティーン)」です。

出汁の材料は野菜やキノコなど、植物由来のものだけ。讃岐うどんに欠かせないイリコは使わず、ヴィーガン=完全菜食主義の人も食べられるうどんを提供します。

デザイン会社「人生は上々だ」のプロジェクトによるもので、

小麦アレルギーにも対応できるよう、米粉を使った麺をクラウドファンディングで開発します。

(人生は上々だ 村上モリローさん)「これも讃岐うどんだねって言ってもらいたいですよね。僕も好きなので、そういうふうに思ってもらいたい。あくまで対象を狭めるものではなく、広げるためのきっかけになればいいかなと」

あらゆる人に向けてつくられる讃岐うどんは1杯700円~800円ほど。「by・age・18」は12月にオープンする予定です。