石川県珠洲市で、震度6強の地震を観測してからきょうで1週間です。被災地では、看護師らが高齢者が住む家をまわって、健康面のケアにあたっています。

人口の半数以上が65歳以上の高齢者で占める珠洲市。市内では連日、看護師や医療関係の職員らが1人で暮らす高齢者の自宅を訪問し、健康状態のチェックや、困りごとなどを聞き取っています。

住民
「気持ちがふわふわしているというか、車が通っただけでもこの家は揺れる。本当にドキッとして…」

珠洲市健康増進センター 三上豊子所長
「どこで終わりとすればいいのか、どこを目指せばいいのか、まだ私たちも答えが出ていない」

今回の地震では、石川県内で1人が死亡、36人がけがをしました。今月5日に震度6強を観測して以降、震度1以上の地震はきょう午前10時までに96回発生していて、気象庁などは今後も地震活動が続くとみて注意を呼びかけています。