■MLB ブレーブス 2ー5 レッドソックス(日本時間11日、トゥルーイスト・パーク)

レッドソックス・吉田正尚(29)は敵地でのブレーブス戦に「4番・指名打者」で先発出場。吉田は4打数無安打2三振で2試合連続のノーヒット、打率は.298となった。

連続試合安打が16で止まった吉田は1回の第1打席、ブレーブスは先発の谷間となりメジャー初先発となったD.リー(28)と対戦。カウント0-1からスライダーを捉えたがファースト正面のゴロに倒れた。

4回の第2打席は無死一、二塁のチャンスでブレーブス2人目C.マキュー(35)、ブルペンデーとあって打席ごとに投手が違いアジャストするのが難しい状態、吉田は2ストライクと追い込まれると129キロのスライダーを打ったがバットの先で力ないサードフライに打ち取られた。

6回の第3打席はブレーブス4人目J.チャベス(39)、トレードだけで10球団渡り歩いたベテランは外角の出し入れでカウント1-2と吉田を追い込んだ。4球目、140キロのカットボールで空振り三振とベテランの投球術に抑えられた。

ここまでノーヒットの吉田、8回の第4打席、ブレーブスは6人目のN.アンダーソン(32)、カウント0-2から4球目、低め129キロのカーブに空振り三振、メジャー初となる2打席連続三振に倒れた。吉田は4打数無安打2三振で2試合連続のノーヒットに終わった。チームは連敗を2でストップ。レッドソックス守護神K.ジャンセン(35)がメジャー史上7人目となる通算400セーブを達成した。