島根県大田市は10日、農業者年金受給者が亡くなり、本来、遺族に支払われる農業者年金について、5件の手続きが完了していなかったと発表しました。
未支給額は合計73万円になります。

大田市農業委員会事務局によりますと、去年9月に亡くなった農業者年金受給者の遺族が、関係機関をとおして事務局へ提出した届出書が、半年以上経過しても農業者年金基金に提出されておらず、手続きが完了していなかったことが判明したということです。

また、その後の調査で、2019年度から22年度までの対象で手続きが完了していない案件が4件見つかりました。

5件の手続き不備のうち、年金や死亡一時金が受け取れる対象者は4人で、未支給額の合計は73万円になります。

原因について事務局は、必要な事務処理について担当者1人に任せており、職場内の情報共有が図られず、組織として管理監督が不十分だったとしています。

今後は農業者年金基金と協議し、速やかに手続きを行うとしています。