東京都小笠原村に、きょう午後10時50分、「土砂災害警戒情報」が発表されました。
この情報は、「命に危険を及ぼすような土砂災害がいつ発生してもおかしくない」ときに発表され、5段階の大雨警戒レベルのうち、危険度が上から2番目の「レベル4」に相当します。
「土砂災害警戒情報」が発表された市町村では、「土砂災害警戒区域」や「土砂災害危険箇所」など、土砂災害が発生するおそれのある危険な区域に、市町村から「避難指示」が発表される可能性がありますので、今後の避難情報に注意するとともに、土砂災害に厳重に警戒してください。
この情報で、土砂災害が発生する危険性の低い場所にいる人までもが避難する必要はありませんが、危険を感じた場合には、たとえ避難指示が出ていなくても、ためらわずに安全な場所へ避難するなど身を守る行動をとってください。
ただし、外に出て避難することがすでに危険な場合は、無理をしないで建物内に留まり、上の方の階、崖や斜面の反対側の空間など、少しでも安全なところに移動して身を守ってください。
なお、避難は、必ずしも「市町村が指定した避難場所へ行くこと」だけを意味するものではありません。
自宅が、土砂災害に見舞われる危険性が低い場所にあるか、高層マンションなど頑丈で背が高い建物の上の方の階にある場合、自宅に留まることも避難の重要な選択肢となります。
一方、自宅に留まることが危険な場合は、ためらわずに家の外へ避難してください。
その場合、指定された避難場所だけでなく、安全な場所にある親戚や知り合い、友人の家、ホテルなどに避難することも選択肢です。
自宅の外に避難する場合は、できるだけマスクや体温計、消毒液なども持って行くようにしてください。
ただし、外に出て避難することがすでに危険な場合は、無理をしないで建物内に留まり、上の方の階や崖や斜面の反対側の空間など、少しでも安全なところに移動して身を守ってください。
注目の記事
東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】

【震度6強の地震】初の「後発地震注意情報」を発表 「最悪のケースは3.11」 今後1週間をどう備える?【news23】

「どうした?」突然姿を消した仲間…瞳孔は開き、脈もなく草原に倒れていた 心臓が止まった後 運命を分けた“5分” 熊本

夢のマイホーム建たぬまま...住宅メーカーが"突然破産" 残ったのは2000万円超のローン返済「生活が成り立たない。想像を絶するつらさ」

防災グッズ、ガソリン、連絡手段…「1週間の防災対応」でやるべき備え 初の「後発地震注意情報」発表、去年の「南海トラフ臨時情報」から学ぶ対応

災害用の備蓄品「何日分必要か」実例を紹介 4人家族「飲み水だけで84リットル」他に何が必要か









