犯罪被害者支援の一環として、警視庁は「こどもの日」にあわせて事件や事故で家族を失った子どもたちをプロ野球の試合に招待しました。

5日、明治神宮野球場で行われたプロ野球の試合観戦に招待されたのは、事件や事故で家族を失った7歳から16歳の子どもたち11人とその家族です。

子どもたちは応援グッズを手に観戦し、試合後にはグラウンド内を見学しました。

家族を亡くした高校2年の女子生徒
「普段あんまり野球とか見たりしないんですけど、やっぱ周りの熱気とかにつられて、すごい盛り上がれて、大変貴重なお時間をいただきました」

警視庁は被害者支援の一環として、サッカー観戦やコンサートへの招待などを8年前から行っていて、「社会全体で被害者支援への理解を深めて欲しい」としています。