イギリス・ロンドンです。私が立っているのは戴冠式当日、バッキンガム宮殿を出発するチャールズ国王夫妻を乗せた馬車が通る場所です。

沿道ではこの行進を間近で見ようと、場所取りのためにテントを張って寝泊りをする人たちが大勢いて、1週間以上ここにいる男性は「一生に一度のイベントだから国王夫妻をなんとか写真に収めたい」と興奮した様子で話してくれました。

現地では日増しに熱気が高まっていますが、一方でイギリス国民全体が祝賀ムードに包まれているかというと、若年を中心に冷めた声も聞かれました。

「戴冠式に関心があるのは、私たちではなく高齢の世代でしょう」
「私たちの世代は高齢世代に比べて、君主制に浸ってこなかったので関心がありません」

実際に世論調査では、君主制存続を「重要ではない」と答えた人が45%に上っていて、70年前に行われたエリザベス女王の戴冠式の時と比べると国民の厳しい目にさらされているのは間違いありません。

70年ぶりとなる国王の戴冠式は、こちらの時間あす6日の午前11時、日本時間午後7時から行われる予定です。