アメリカを訪れている北朝鮮拉致被害者の家族らが4日、会見を行い、コロナ禍で途絶えていたアメリカ政府関係者らとの面会が再開でき、「重要で、意味があった」と手応えを示しました。

拉致被害者家族会や拉致議連・救う会のメンバーは、今回アメリカ・ワシントンを4年ぶりに訪問し、連邦議会議員やアメリカ政府の高官らに拉致被害者の早期帰国に向けた協力を求めました。

横田めぐみさんの弟 横田拓也さん
「(訪米できずに)風化してしまう恐れを感じた4年間だった。今回、対面の対話ができたことは重要だったし、意味があったと考えている」

家族会代表の横田拓也さんは、今回の訪問で「拉致問題は時間的な制約のある問題だ」と訴え、「共感や理解を得られた」と手応えを示しました。