沖縄で古くから受け継がれているニワトリの品種「チャーン」の美しい鳴き声を観賞する催しがうるま市で開かれ、家族連れらを楽しませました。

この催しはチャーンの魅力を広く知ってもらおうと、うるま市文化協会がゴールデンウィークに合わせて開いたもので、県内の愛好家が飼育する17羽のチャーンが出展されました。

チャーンは琉球王朝時代に中国から伝わったとされ、美しい鳴き声が琉球音楽の原点になったとも言われています。

白や黒など様々な色の羽をもち姿も美しく、1991年には県の天然記念物に指定されています。

特にうるま市では市の鳥に指定されるなど活動が盛んで、訪れた家族連れらが勝連城跡にこだまするチャーンの歌声に魅了されていました。