憲法記念日のきょう(3日)、大型連休の後半が始まりました。新型コロナによる自粛ムードが収まるなか、岡山・香川の交通機関は朝から帰省客らで混雑のピークを迎えました。


(平松咲季記者)「今、下りの新幹線が到着しました。大きな荷物を持った方が大勢降りてきます」


午前9時ごろのJR岡山駅です。ゴールデンウイーク後半、5連休の初日となったきょう(3日)も、帰省客や旅行に向かう多くの人の姿が見られました。

JRによりますと、新幹線の指定席の予約席数は昨年の約1.5倍に。自由席乗車率は博多行き・のぞみ5号で130%でした。

(利用客)「(混雑が)すごかったです。立って来ました、ずっと。座れなかったです」

「じいじ、ばあばのおうち(に行く)。楽しい」


また在来線の自由席乗車率は、岡山発高知行きの特急南風3号で200%となりました。

混雑のピークは下りはきょう(3日)、上りは6日とみられていて、JRでは、窓口の混雑緩和のため、早めの乗車予約を呼びかけています。

一方、高速道路では、各地で事故が相次ぎ、笠岡インターチェンジ付近では、最大で約30キロの渋滞が発生しました。

西日本高速道路によりますと、あす(4日)も、上りは二子トンネル付近、下りは高梁サービスエリア付近で、それぞれ約5キロの渋滞が予想されています。

空の便では、岡山空港と高松空港の国内線・上り下りの全便でほぼ満席の状態が続いています。

混雑のピークは、下りはきょう(3日)、上りは6日・7日の両日とみられています。