卓球で五輪3大会連続メダリストの石川佳純(30・全農)が1日、現役引退を発表した。自身の公式HPで「こんにちは。本日は皆様にご報告があります。 私、石川佳純は、4月のWTTチャンピオンズ・マカオ大会をもちまして現役を引退することを決めました」と報告した。

小学校1年生で競技を始め、2012年のロンドン五輪女子団体で日本初となる銀メダルを獲得。2016年リオ五輪の団体銅メダル、2021年東京五輪の団体銀メダルなど、3大会連続でメダルを獲得し日本女子卓球界を長年けん引した。

「最後の試合まで、これまで通りに集中し全力で戦う為に、事前にお伝えすることができませんでした。今年に入ってからは、大会毎に「この試合が最後になるかもしれない」と思いながら臨み、今、自分の中ではやり切ったという思いが強く、引退を決意した次第です」と綴った石川。

18日に記者会見を開くとしている。