■MLB ブルワーズ 7ー5 エンゼルス(日本時間30日、アメリカンファミリー・フィールド)

エンゼルス・大谷翔平(28)が敵地でのブルワーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。5打数3安打2盗塁で打率.292。4試合連続安打、1試合3安打をマークした。

3試合連続安打中の大谷は1回の第1打席、無死一、二塁のチャンスで2021年のサイヤング賞を獲得したブルワーズ先発C.バーンズ(28)と対戦。1球目、2球目と内角の厳しい所にカットボールを投げられ、2ストライクを奪われた。カウント1-2と追い込まれると4球目も内角に152キロのカットボール、完全に詰まらされファーストゴロで併殺打とブルワーズバッテリーの徹底した攻めに打ち取られた。

3回は2死一塁で第2打席、カウント1-0から1打席目に打ち取られた内角低め152キロのカットボールを捉えてライト前ヒット、4試合連続安打を放った。

5回の第3打席、ブルワーズバッテリーは攻めを変え、1、2球目と外角の変化球で組み立てるとカウント2-1から真ん中低め148キロのカットボールを引っかけてセカンドゴロに倒れた。8回の第4打席は昨季までチームメイトだったブルワーズ2人目E.ペゲーロ(26)の1球目を叩いてライト前ヒット、2試合ぶりとなる今季9度目のマルチヒットをマーク。そして、4番・A.レンドーン(32)の時に今季4個目の盗塁に成功、さらにレンドーンが四球で出塁すると6番・デュルーリー(30)の時に大谷・レンドーンがダブルスチール。今季5個目の盗塁を成功させた。

3-7と4点を追う9回、2アウトからM.トラウト(31)がこの日2本目の7号2ランで2点を還すと大谷の第5打席、ブルワーズの抑えD.ウィリアムズ(28)の1球目を捉えセンター前へ、この日3本目のヒットを放った。大谷は5打数3安打2盗塁で打率.292となった。チームは投手陣が2つの押し出しなどで7失点、連敗となった。