道志村の山の中で見つかった肩甲骨について、5月14日警察は3年前に行方不明になった千葉県の当時小学1年生、小倉美咲さんのDNA型と一致したと発表しました。

道志村の山の中では、これまでに、頭の骨の一部や運動靴、衣類、右の肩甲骨などが見つかっています。
このうち肩甲骨のDNA型について警察は鑑定の結果、2019年9月に近くのキャンプ場で行方不明になった千葉県の当時小学1年生、小倉美咲さんのDNA型と一致したと明らかにしました。
警察は右の肩甲骨は、生存に欠かせない部位の骨であることから、美咲さんは死亡しているものと判断しています。
一方、見つかっている運動靴と片方の靴下からは、いずれもDNA型鑑定で個人を特定できるものは検出されなかったということです。
なお、これまでに頭の骨はミトコンドリアDNA型鑑定で美咲さんの母親と血縁関係があるという結果が出ていました。
また警察は5月5日の捜索で洗濯表示のようなタグのついたひも状の繊維片が見つかっていたことも明らかにしました。

今後も事件と事故の両面で発見現場周辺の捜索を続けるとしています。