120年に一度しか咲かないと言われる「竹の花」が万葉集ゆかりの庭園で見事な花をつけました。

雨の雫がしたたる竹の花。中国原産の竹の一種、「ハチク」とみられます。

富山県にある高岡市万葉歴史館では万葉集ゆかりの植物を育てていて、今月17日から庭内に植えられているおよそ50本の竹が次々と花を咲かせています。

竹の花の開花周期は120年に一度とみられ、花をつけたあとは竹林一帯が枯れてしまうと言われています。

この日はあいにくの雨となりましたが、訪れた人たちは館内につくられた特設コーナーで物珍しそうに竹の花を眺めていました。

見物客:「本当に幸せ、長生きしてよかったと思うほど」「素敵というか小さいけどね一生懸命生きているような感じがして、ぷらぷらぷらとかわいかったです」